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<地方都市の概要>
いわき市は、福島県浜通り南部にある市。中核市に指定されている。
福島県最大の面積と人口を誇る市である(日本の市では面積第10位、人口第59位)。
いわき都市圏の人口は約37万人で、県内では郡山都市圏・福島都市圏に次ぐ。
比較的寒暖の差が少なく、山間部を除いてめったに雪は降らない。
又、地盤が硬いために大きな地震が起き難い。(隣の茨城県北茨城市も同様)
福島県浜通りの南東に位置し、東は太平洋に面し、
60kmに渡る海岸線に、10箇所の海水浴場と小名浜港を初めとする5つの港を持つ。
西は阿武隈高地に面し7割が山間部で、残る3割の平野部が合併前旧市町村に分散する。
JR常磐線では、トンネル、平野部、海岸線が交互に現れる。
1905年頃から高度経済成長期までは、いわき市の大部分に常磐炭田が立地しており、
久原房之助の日立銅山から常磐炭田に跨がる地域は、鉱工業の最多地区であった。
地理的・歴史的背景から、大きく北半分(内郷〜末続)と
南半分(勿来〜磐城湯本)に二分される。
比較的大きな市街地は、行政・商業・陸上交通の中心で、
城下町から発展した平(いわき駅・磐城平城周辺)と、
工業・海上交通の中心で、港町から発展した小名浜(小名浜港周辺)の、二極に集中する。
主に南関東への青年層の流出(大学就学、就職)と、
生活環境に富むことを背景とするUターン、Iターンが拮抗しながらも、
緩やかな人口減少傾向にある。
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■いわき湯本温泉■
いわき湯本温泉(いわきゆもとおんせん)は、福島県いわき市(旧国陸奥国、明治以降は磐城国)にある温泉。
鉄道:常磐線湯本駅すぐ 。 毎分5,000Lの湧出量がある。
かつてこの地にあった常磐炭田の坑底をボーリングをして温泉を汲み上げている。
月岡温泉、磐梯熱海温泉とともに「磐越三美人湯」に数えられている。
駅前から山側に、温泉通り沿いに温泉街が広がる。
共同浴場は3軒存在する。その中の「さはこの湯」は日帰り入浴施設に近い感じである。
温泉街の西側には「スパリゾート・ハワイアンズ」という巨大温泉リゾート施設が存在する。
また同じく温泉街西側にある日本中央競馬会競走馬総合研究所常磐支所には馬用の温泉入浴施設があり、
しばしばTVなどでその光景が放映される。
開湯は古く、奈良時代であるとされる。ツルが温泉で傷を癒している所を発見したとされる。
古くは「三函(さはこ)の御湯」と呼ばれ、道後温泉、有馬温泉と共に日本三古湯に数えられた。
但し、一般的に日本三古湯が取り上げられる時は、いわき湯本ではなく
日本書紀、風土記などに登場する南紀白浜温泉が入る事のほうが多い。
戦国時代には、信濃御湯、名取御湯ともに三御湯と言われた(いわき湯本の代わりに犬養御湯が入る場合もある)。
古くからその効能が知られ、湯治目的で訪れる人が多かったという。江戸時代には陸前浜街道の宿場としても栄えた。
明治時代に入って石炭採掘がはじまると、坑内から温泉が多く出水した。
このことは地底の泉脈が壊されたことを意味し、大正8年に温泉の地表への湧出は止まってしまった。
その後炭鉱側との協議により温泉が復活することができたのは昭和17年である。
炭鉱が斜陽化すると、常磐炭礦会社は石炭産業から観光産業への脱却を図った。
昭和41年には常磐ハワイアンセンターをオープンする。
当時は珍しかった温泉プールやレジャー施設、その中でもフラダンスショーを目玉にした狙いは見事成功し、
常磐湯本温泉(当時:現在・いわき湯本温泉)の名を一気に高めた。
センター従業員、ダンサー、バンドメンバーには、炭鉱従業員とその家族を採用するなど、
失業した炭鉱従業員・家族に雇用の場を与え、生活支援をするという側面もあった。
また、現在各地にある温泉テーマパークの先駆的役割も果たしている。この話は「フラガール」という題名で映画化された。
但し、炭鉱が操業している間は湯量が十分ではなく。
現在のように大量の湯を確保可能になったのは、昭和51年の炭鉱閉山後に炭鉱跡で源泉ボーリングを行ってからである。
鉱山開発で枯渇したことのある温泉は、他にも湯ノ口温泉などがある。